こんにちは、中村稔です。本日は2024年12月16日の生成AI関連の最新ニュースをお届けします。興味深い展開が続いていますので、さっそく見ていきましょう。
OpenAIの年末イベント「Shipmas」が進行中
OpenAIが12日間連続で新機能や更新を発表する「Shipmas」イベントが現在進行中です。8日目を迎えた今日も、新たな発表が予定されています。これまでに発表された主な内容は以下の通りです:
- ChatGPTのプロジェクトとフォルダ機能
- マルチモーダル高度音声モードとサンタモード
- Apple Intelligence
- ChatGPTのキャンバス機能の更新
- Sora-Turboのリリース
- 強化学習による微調整
- o1の完全リリースとChatGPT Proの更新
今後も興味深い発表が続くことが期待されます。AI開発のスピードの速さを実感させられますね。
AI技術の安全性テスト「Red Teaming」に関する新しい論文が公開
AI企業が自社のシステムの脆弱性や潜在的な脅威、セキュリティの問題をテストするために外部の専門家を雇う「Red Teaming」について、新しい論文が発表されました。
多くのAI企業が組織、プロンプトエンジニア、倫理的ハッカーと協力して、モデルが有害、不正確、または誤解を招くような出力を生成しないようにしています。また、AIシステムが「ジェイルブレイク」(不正アクセス)可能かどうかをチェックするためにも使用されています。
AIの安全性と信頼性を高めるための取り組みが進んでいることは心強いですね。ただし、完璧な安全性の確保は難しいため、ユーザー側も適切な利用を心がける必要があります。
WIREDのAI活用ニュースレターシリーズ「AI Unlocked」が開始
テクノロジー専門メディアWIREDが、日常生活でのAIチャットボットの活用方法を紹介するニュースレターシリーズ「AI Unlocked」を開始しました。5日間にわたり、以下のようなトピックが取り上げられる予定です:
- チャットボットを使ったアイデアの発想法
- チャットボットを活用したスマートなメールの書き方
- チャットボットの倫理的な使用方法
- チャットボットを使ったウェブサーフィン
- チャットボットを活用した就職活動
AIツールの適切な活用法を学べる良い機会になりそうです。個人的には、3日目の倫理的な使用方法に特に興味があります。AIの力を借りつつ、人間らしさや創造性を失わないバランスが大切だと考えています。
以上が本日のAI関連ニュースでした。AIの進化は日々加速していますが、その可能性と課題を冷静に見極めながら、上手に活用していくことが重要だと感じます。みなさんも、AIツールを使う際は、その特性をよく理解した上で利用してくださいね。それでは、また次回のニュース更新でお会いしましょう!